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ヒノキの香りを嗅ぐと、日本を感じるという方が多いのではないでしょうか。香りから、ヒノキ風呂や寺社を連想してゆったりとした気分になったりと、日本人には親しまれているなじみ深い香りです。
ヒノキは、日本と台湾にだけ育つ針葉樹で、昔から高級建材として知られています。寺社の建材としても多く用いられており、現存する世界最古の木造建築・法隆寺にもヒノキが多く使われていると言います。清々しいだけでなく、防虫や防腐といった機能にも優れているのです。



基本情報

科名:ヒノキ科
学名:Chamaecyparis obtusa
抽出部位:木部、葉、枝
抽出方法:水蒸気蒸留法
主要産地:日本
主な芳香成分:α-ピネン、ボルネオール
香りのタイプ:ウッド
香りの揮発性:ミドルノート
香りの印象:やや弱い



香りのもつ機能

鎮静や抗ストレスだけでなく、抗菌、防虫も期待できます。そのため、古くから建材や生活用品としても使われてきた、日本人にとてもなじみのある香りです。
毎日忙しい都会に住む人々が嗅ぐと、ふと森の中を歩いているようにリラックス&リフレッシュを感じられる香りです。鎮静作用が安らぎをもたらし、眠りをサポート。明日に向かってゆっくりと気持ちをリフレッシュしていくことができます。



使うシーンや季節

ヒノキのもつカラーイメージは、やや薄い茶色~黄土色~くすんだ黄緑色。カラッとしたブラウンから、オリーブグリーンのような、ヒノキの「木」そして「枝葉」を含むような植物そのもののカラーイメージです。
落ち着きや気品を感じさせるヒノキの香りは、葉の色が色づきだした秋から冬のシーンにあう香り。明るくはつらつと元気なシーンよりは、落ち着いたトーンの静かな場所で使いたい香りです。
家の中であれば、やはり和室がおすすめ。畳の青々とした香り、柱や床の間などの安定感のある木の香りとの相性もよいでしょう。ヒノキの香りを広げることで、凛とした印象を和室にもたらします。たまには、和室で正座をしながら、心身ともに解放されたゆっくりとした時間を過ごすのもいいですね。



相性のいいオイル

ウッド系:サイプレス、パイン、ホーウッド
シトラス系:レモン、オレンジ、ベルガモット
ハーブ系:ローズマリー、ラベンダー


日本のヒノキはあまり癖がなく、清々しい香りなので、様々な香りと幅広く調和します。シトラス系の香りとのブレンドや、甘さをもつウッド系のホーウッドや、ラベンダーなどとの相性もよく、ヒノキ単体では感じられないフルーティーさをもたらすことができます。 同じヒノキ科のサイプレス、ジュニパーベリーなどとの相性も良く、様々な木々の香りが複雑さをもたらします。



「ヒノキ」をブレンドした香り

B12 パインヒノキ

森林浴をしているような、静かで落ち着きのある香りです。ユーカリがブレンドされているため、透明感も感じられます。
原料:パイン、ヒノキ、ユーカリ



JB02 吉野檜

馴染みのあるヒノキの無垢で柔らかい香りと、様々なウッド系のオイルがブレンドされてた香りで、心を落ち着かせてくれます。
原料:吉野檜、ヒノキリーフ、サイプレス、シダーウッド、パイン etc.



JD05 粋(IKI)

木質の香りとハーブの透明感が印象的な香りです。香りを広げると、スタイリッシュで研ぎ澄まされた空間を作り出します。
原料:ヒノキ、ジュニパー、サイプレス、ロサリナ、スパイクラベンダーetc.