@aroma online shop

ベルガモットは「紅茶のアールグレイの香り付けに使われている」というと、香りをイメージできる方も多いのでは。
柑橘系ですが、オレンジやレモンと違い、食べられません。果実は苦味があり、食用には使われていませんが、フローラルな印象をもち合わせた柑橘の香りは、オーデコロンや化粧品の香り付けとして、古くから活用されており、万人に人気のある香りです。


基本情報

科名:ミカン科
学名:Citrus bergamia
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法
主要原産地:イタリア、モロッコ
主な芳香成分:リモネン、酢酸リナリル、リナロール、ベルガプテン

柑橘系の中でもしっかりとした香り立ちで、エレガントさや上品さを持ち合わせた印象の香りです。 柑橘系というと、柚子やミカンなど、日本らしさや和のイメージがある香りも多いのですが、ベルガモットは、香水やアールグレイの香りづけという歴史からも想像できるように、気品ある洗練された香りが、西洋の雰囲気を作り出す香りです。花のような甘さと、落ち着きと清々しさを持ち合わせています。



香りのもつ機能

主に抗ストレス、鎮静、抗菌機能などが期待できる香りです。
その他の柑橘系と比べて、鎮静作用のある酢酸リナリル、リナロールなどの成分が多いのがベルガモットの特徴。これらは、ラベンダーにも多く含まれる成分ですので、リラックス効果が期待できます。
香りを嗅ぐと、気分をすっきりさせ、落ち着きをもたらすとともに、気持ちを明るく前向きにしてくれます。イライラしたり落ち込んだりしたときには、この香りでリラックス&リチャージがおすすめです。軽すぎない爽やかさで、朝の玄関で元気を出したいときや、夜に疲れを癒すためなど幅広いシーンで使われる香りです。



使うシーンや季節


柑橘系ですが、ラベンダーのような優しさを持ち合わせるベルガモットは、生活の中でも、時間帯を問わず、使いやすい香りです。季節もあまり感じさせない香りですが、柑橘系の中でも春にオレンジ、夏にグレープフルーツが似合う一方で、冬の近づきとともに落ち着いたトーンとなる秋が、ベルガモットが一番似合う季節です。 気品や上質さを感じさせてくれる香りは、他の柑橘系にはない雰囲気を作り出します。
重厚感のある家具をあしらった洗練された大人の空間や、優雅さや気品を持ちあわせたエレガントな印象の空間など、落ち着いたトーンの部屋にあう香りです。様々なシーンであわせやすい香りですので、用途にあわせて、他のアロマオイルとのブレンドもお楽しみいただけます。手軽に楽しみたいときには、ベルガモット単体でも十分リラックス&リフレッシュを感じられます。例えば、疲れも溜まってきた週の後半の目覚めがあまりよくない朝に、ベルガモットの香りを嗅ぐと「今日も一日頑張ろう」と自然と明るい気分に。



相性のいいオイル

フラワー系:ゼラニウム、ネロリ
ハーブ系:ラベンダー
ウッド系:ホーウッド、フランキンセンス
シトラス系:オレンジ

どの精油とも相性は良い香りで、使いにくいなと感じる香りもベルガモットをあわせると、香りが落ち着きます。
メインとして使っても、心地よく他の香りと調和しあいます。
ゆっくり落ち着いた香りがほしいときには、ラベンダーやゼラニウムなどのフラワー系の香りのブレンドを、爽やかさやリフレッシュ感がほしいときには、他の柑橘系の香りとあわせて、すっきりしたブレンドに。
柑橘系の香りとはいえ、香りに落ち着きと複雑さを持っているため、様々な香りとのブレンドによって、色々な楽しみ方をできる香りです。



「ベルガモット」をブレンドした香り

B02 フラワーオレンジ

フレッシュでかわいらしい香り。
親しみやすいフローラルシトラスで、自然と明るい雰囲気をもたらすので
リピーターの方も多く、人気ランキングにも入る香りです。
原料: オレンジ、ベルガモット、ゼラニウム


B10 ベルガモットマンダリン

マンダリンのジューシーさをダイレクトに体感できる、ナチュラルで明るい印象の香り。
小さなお子さまと一緒に楽しめる安心ブレンドです。
原料: ベルガモット、オレンジ、マンダリン


スリーピングサポート フィールマイルド

穏やかでやさしい柑橘が上品さと親しみを兼ね備えた印象の香り。
眠り空間に安心感をもたらします。
原料: ベルガモット、ネロリ、ユズ、オレンジ、フランキンセンス etc.