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タイムとは、シソ科のイブキジャコウソウ属に分類される植物全般のこと。地中海原産のハーブで、春から初夏にかけて小さな花を咲かせます。
古くからミイラを作る際の防腐剤や感染症の防止に使われたり、日常的な料理の素材としても使われてきました。
タイム(Thymus)の語源はいくつかあり、一つはギリシャ語で「勇気」を表す「Thymos(Thymus)」から来たという説で、中世ヨーロッパでは戦いに向かう騎士たちに、タイムの小枝をお守り代わりに渡していました。
タイムは350~400種もの種類があるといいますが、今回は香りが穏やかで親しみやすい「レモンタイム」の香りをご紹介します。




レモンタイムの基本情報

主な成分:1,8-シネオール、リナロール、カンファー
香りの機能:抗菌、抗ウイルス、鎮静
キーワード:空気清浄、リラックス、集中

レモンタイムの爽やかな香りは、気分をすっきりとしてくれるだけでなく、心を落ちつかせてくれる働きが期待できます。これは鎮静作用として代表的なリナロールなどの成分が含まれているからです。ハーブの香りと、親しみやすい柑橘のような香りが心に染み渡り、リラックスさせてくれます。また、風邪やインフルエンザの予防や免疫力が低下している時に役立てることができ、お部屋をすっきりとさせたい時や、においの気になる水回りでも活躍してくれます。

レモンタイムは、ブレンド次第で様々な印象を表現できる香りで、ハーブ系、シトラス系とは全般的に好相性です。香りに個性があるため、メインで使うというよりは、他の香りを引き立てる存在として、少量からブレンドしてみるとよいでしょう。




B15 グレープフルーツハーブ

グレープフルーツとハーブが深みのある透明感を醸し出す
爽やかな香りに包まれながら心が落ち着く香り
原料:グレープフルーツ、スパイクラベンダー、レモンタイム


C01 クリーンシトラス

ユーカリとレモンが加わり心地よい爽快感が感じられます
原料:ユーカリグロブルス、ユーカリラディアタ、レモンタイム、レモン


使うシーンや季節

優れた抗菌、抗ウイルス作用を利用して、ぜひ風邪や感染症の気になる季節に取り入れてみましょう。
また集中力のアップと、空気環境ケアがともに必要とされるオフィス空間の執務室には特におすすめです。やさしいシトラス系の香りとブレンドすれば、子供部屋や学習塾にも使用できます。ウッド系の香りとブレンドすれば、たちまち森の中を散策するかのような、さわやかで心地よい森林浴気分を味わうことができます。
おうちの中の空気をクリーンに保ちながら深い呼吸とともにゆったりとリラックスしてみてはいかがでしょうか。