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ローズマリーは地中海沿岸を原産とする常緑低木。語源は、ラテン語の「海のしずく」(ros marinus)に由来します。
小さな青色の花が咲く様子が、海の波のしずくのように見えることからそのような名前がついたといわれます。また、一説には、聖母マリアがこの花を青いマントで染めたという逸話から、「マリア様のバラ」とも呼ばれます。


ローズマリーの基本情報

主な成分:1,8-シネオール、α-ピネン、カンファ―
香りの機能:頭脳明晰、抗菌、強壮、防虫、消臭
キーワード:シャープ、リフレッシュ、集中

生い茂る青々とした若草や若葉のような、グリーンを感じる香りは、目が覚めるようなクリアーな印象とともに、フレッシュなみずみずしさを感じさせます。この爽快で清々しい香りは、成分に含まれるカンファーや1,8-シネオールによるものです。その爽快感は数あるハーブの中でもトップクラス。生命力の強さをイメージさせるような、芯のとおった力強さのある香りです。

効果効能に優れ、ギリシャやローマなどで聖なる植物としてあがめられたり、脳を活性化させるとしてローズマリーの冠をつけて勉学に励んだり、長く愛され、活用されている植物です。
古くから伝わる有名な逸話では、14世紀、高齢のハンガリーの王妃エリザベート1世が、ローズマリーを主成分とした「ハンガリアンウォーター」を化粧水として用いたところ、健康と若さを取り戻し隣国の王子からプロポーズを受けたというお話があります。このことから、ローズマリーは若返りのハーブとしても知られています。このように、歴史的にも有名な逸話が多く残る香りのひとつです。

また、ローズマリーの種小名である「officinalis」は、「薬用」のという意味を持ちます。アロマセラピーのみならず、メディカルハーブとして、また料理においては肉の臭み消しや香りづけ、香水や化粧品の香りとして等、世界中でさまざまに用いられてきました。現代でも、集中力や記憶力を高める香りとして、仕事や勉強のシーンにも効果的に取り入れられているシャープでナチュラルな香りです。


B05ローズマリーシトラス

みずみずしくシャープで、目覚めるような香り。
朝一番はもちろん、ぼんやりしがちなランチ後にも。
原料: ローズマリー、レモン、シソ


D01 アブソリュートブルー

都市のライフスタイルをイメージした、モダンなニュアンスが織り成す香り。
スタイリッシュな印象なので、男性やビジネスシーンにもおすすめ。
原料: ローズマリー、サイプレス、パルマローザ、グレープフルーツ、ブルーサイプレスetc.


S03 スタディー&ワーク

ローズマリーにハーブやレモンを加え、スッキリとした頭で物事に集中できる香り。
お勉強やお仕事を頑張る方をサポートしてくれるような香りです。
原料: ローズマリー、ティートリー、レモン、ブルーサイプレス、スパイクラベンダーetc.


使うシーンや季節

ローズマリーは、朝から昼にかけての使用がおすすめ。オフィスや書斎などで集中力を高めて作業に取り掛かりたいときには最適な香りです。爽やかなシトラスの香りとブレンドすれば、気分もリフレッシュしながらやる気もアップ。シャキッと背筋が伸び、目が覚めるような爽やかな香りが活動をサポートしてくれます。
1年を通じて広く活用できる香りですが、ローズマリーの香りがもつイメージや雰囲気から捉えると、春から初夏の季節がおすすめです。若葉の緑を感じる爽やかな季節には、ローズマリーのみずみずしいグリーン調のイメージはぴったり。新しい生命の誕生を感じる季節の訪れに、ローズマリーの香りで空間を演出すれば、心身ともに健やかな毎日を過ごすことができるでしょう。