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日本では「松」と呼ばれていますが、マツ属の生育範囲はとても広くたくさんの品種があり、日本においては、アカマツやクロマツなどが有名です。パインは、東欧や北欧など寒い地域を原産としたマツ科の針葉樹、ヨーロッパアカマツ(スコッチパイン)で、静かな落ち着きがあり、かつスーッと芯の通ったような清々しい印象が特徴の香りです。
古くからその効果効能が認められており、古代エジプトやギリシャなどの文明においても特に呼吸器系によいとされ注目を集めたと伝わっています。 今回はパインの香りと、おすすめのブレンドオイルを合わせてご紹介します。

パインの基本情報

主な成分:α-ピネン、酢酸ボルニル、カンフェン、β-ピネン
香りの機能:抗菌、去痰、強壮
キーワード:清々しい、森林浴、落ち着き

心地よい森林の風に包まれ、深呼吸をしたくなるような清々しい香りの中に、静けさと落ち着きを感じるウッドの香りです。この爽やかな香りは、パインの葉や枝に含まれる芳香成分、α-ピネンによるもの。さらに、酢酸ボルニルという樟脳のようなシャープな香りが、針葉樹の森らしい凛とした雰囲気を感じさせます。静かな森林に一歩足を踏み入れた時のしんとした静けさと、ヒノキやスギなどにも共通する、どこか懐かしさを感じる安心感が心地よいバランスをもつ香りです。

B12 パインヒノキ

凛とした森林の空気を思わせるウッドの香りです。軽やかでシャープさも感じられるので、気分を爽やかにリフレッシュさせてくれます。抗菌効果が期待できるパインに加えてユーカリもブレンドされており、消臭機能も期待できます。
原料:パイン、ヒノキ、ユーカリ

B18 マジョラムパイン

パインやレモンの爽やかさと、マジョラム・スイートの温かみが溶け合うスパイシーなハーバルウッドブレンドです。穏やかでミルキーな甘さ、さらにはスパイシーさを感じさせる繊細な香りを持つハーブ「マジョラム・スイート」がブレンドされることで、落ち着きを感じつつも、おしゃれな印象に仕上がっています。
原料:マジョラム、パイン、レモン

スリーピングサポート ディープブレス

自然と深い呼吸を促してくれるような森林の香りです。パインの森林浴のようなヒーリング効果で、こわばった心を優しくほぐし、呼吸を深くする効果が期待できます。複数の香りをブレンドすることで、パインの清々しく爽やかな印象よりは、落ち着きを感じられる香りです。
原料:パイン、ファーニードル、ヒノキ、ユーカリ、プチグレン etc.

使うシーンや季節

季節や時間を問わず、暮らしの様々なシーンになじむ香りではありますが、清々しい爽快さを持ち合わせているので、どちらかというと、朝から昼にかけての使用がおすすめです。朝の森林の澄んだ空気を吸い込んでいるかのようなリフレッシュ効果をもたらし、一日を気持ちよくスタートすることができます。 空気清浄効果も期待できるので、玄関からパウダールーム、リビングなど空気環境が気になる場所にも幅広く使用でき、すっきりと空間を整えてくれます。
また、パインは和の雰囲気をもつ香りとしても人気があります。近年では和風とモダンが融合した、「和モダン」というスタイルが有名ですが、パインを加えることによって、ブレンドにおいて和の繊細な印象を表現することも可能です。一般的に、ヒノキやサンダルウッドなどのウッド系の香りと比較すると、軽やかでシャープさがあるので、伝統的な和風の空間だけでなく、洗練されたおしゃれな雰囲気を持つ和モダンのインテリアにもとてもよく合います。 爽やかさと静かな落ち着き、そのバランスをぜひ体感してみてください。