奥谷知弘(Candy Boy)の「with aroma」#02〜アロマサシェ作り〜

こんにちは!Candy Boyの奥谷知弘です!

まもなく7月。誰しもが悩んだことのある事…それは湿気ですよね。ジメジメして蒸し暑く感じたり、洗濯物がなかなか乾かなかったり…玄関に置いてある靴たちもシューズボックスにしまってある靴たちも、この時期は湿気で辛そう…
今回は、そんなお悩みに役立つ重曹を使った“アロマサシェ”を作ってみました!

重曹の効果は?

先ず重曹とは…炭酸水素ナトリウム、別名では重炭酸曹達(じゅうたんさんソーダ)でこれを略して重曹と呼ばれています。重曹には食用と掃除用の2種類あります。

掃除用の重曹を使うと、研磨剤や中和剤として台所やキッチンなどの頑固な汚れや油汚れの掃除に役立ちます。そして消臭・除湿効果があるので、トイレやシューズボックス、クローゼットなどの空気のこもりやすい場所に置いておくと便利です。

“サシェ”とは?

サシェ(sachet)とはフランス語で“乾燥させた花やハーブ、香料を入れた小さな袋”という意味です。日本語では“匂い袋”のことを指します。クローゼットにかけてお気に入りの服に香りをまとわせたり、サシェを持ち歩いて香りを身近に感じたりして楽しむ事が出来ます。

サシェは古代から、お祝い事や安眠効果などのために世界各国で使われていました。日本に伝わったのは飛鳥時代だと言われています。当初は格式の高い人たちの間で流行し、お出かけの身だしなみとしてサシェを持ち歩いていたそうです。昔から香りを楽しむ習慣があったんですね。

アロマサシェの作り方

さて、今回の本題です。「アロマサシェ」を作っていきましょう!とてもシンプルで簡単でした。

<材料>
●お好きなアロマ(精油 計10滴~30滴程)
●布
●リボン
●重曹 60g
●ビニール袋
●ティーバック
●巾着袋用飾り付け(ワッペンなど)

<作り方>
STEP1
ビニール袋に重曹とアロマを垂らして、スプーンなどでよく混ぜ合わせる。
*ビニール袋を振るだけでも重曹にアロマがなじんできます。
*アロマが多すぎてしまうと、あとで巾着袋の外に染み出てしまうので注意!あとオレンジやベルガモットなど色味が強いオイルを使うときも垂らす量は気を付けましょう。

STEP2
混ぜ合わせたものをティーバックに入れて口を閉じる。

STEP3
布で作った巾着袋の中にティーバックを入れ、リボンを縛って完成!

たったのこれだけです!簡単で除湿効果もあって香りも楽しめます!香りがしなくなったら袋を開いて精油を足しましょう。
今回僕は、ペパーミント、レモングラス、ユーカリラディアータを使用しました。ペパーミントには体感温度を下げてくれる効果があるので、蒸し暑いこの時期にはぴったりです。レモングラスには忌避効果があるので虫除けに期待ができます。ユーカリラディアータには抗ウイルス・抗菌作用があるので空気が清潔に。シューズボックスに置きたいと思ったのでユーカリラディアータを少しだけ多めに入れました!また、巾着袋の飾り付けはティーパックを入れる前にしておきました。

まとめ

お手軽に作れて、想像している以上に香りが漂うので、とてもリフレッシュできると感じました。効能や自分の好きな香りを選んで作ってみるのも、気分転換にもなり、楽しいですね!
“アロマサシェ”の力を借りて、このジメジメした湿気の時期を乗り切っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!

奥谷知弘(Candy Boy)の「with aroma」#01〜モバイルアロマラボ蒸留体験〜

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アロマ空間デザインアドバイザー Candy Boy奥谷知弘
Candy Boyとは、"フレンチ"をテーマにしたトータルエンターテインメント集団 。 その中でも奥谷知弘は、数々のアロマ検定や調香の資格をもち、公演でも自身でブレンドした香りで空間演出するなどアロマの知識を活かして活躍中。