奥谷知弘（Candy Boy）の「with aroma」#05〜香り×カラー占い〜

こんにちは！Candy Boyの奥谷知弘です！

突然ですが色に対してどのようなイメージや印象をお持ちですか？
視覚からはいろいろなイメージや情報を取り入れやすいですが、嗅覚からはどうでしょう？

植物から採れるエッセンシャルオイルにも、原料となる植物が持つ色味や香りの印象や雰囲気が反映されたカラーイメージがあります。
僕も資格を取得した「アロマ空間デザイン検定」ではエッセンシャルオイルのカラーイメージを学んだので、今回は『カラー』をテーマに赤、青、黄、緑、紫の5つの香りを作っていこうと思います。

カラーのイメージキーワード

カラーからもたらされる印象があるように、香りにも「明るい」「涼しい」などのイメージがあります。アロマによる空間デザインでは、カラーとエッセンシャルオイルそれぞれが持つイメージキーワードを結び付けて、香りを表現する方法があります。
まずは、今回テーマとなるカラーと、導き出されるエッセンシャルオイルを見てみます。

“赤”
イメージキーワード：活動的、情熱、興奮　etc.
エッセンシャルオイル：イランイラン、ゼラニウム　etc.

“青”
イメージキーワード：爽快、誠実、落ち着き、涼しさ　etc.
エッセンシャルオイル：ジュニパーベリー、ペパーミント　etc.

“黄”
イメージキーワード：元気、明るい、陽気、楽しさ　etc.
エッセンシャルオイル：オレンジ・スイート、カモミール・ローマン、グレープフルーツ、レモン　etc.

“緑”
イメージキーワード：若々しい、新鮮、平穏、安らぎ　etc.
エッセンシャルオイル：パイン、プチグレン、ホワイトサイプレス、マジョラム・スイート、ローズマリー　etc.

“紫”
イメージキーワード：神秘、高貴、非日常　etc.
エッセンシャルオイル：イランイラン、ラベンダー　etc.

それぞれのカラーの香り作り

では、5つのカラーを表現した香りを早速作っていきます。今回はそれぞれ5ml作りました。

赤と紫はほとんど使用したアロマが一緒なので同じような香りにならないように調整するのが難しかったですが、それぞれイメージ通りの香りを作ることができました。
特に緑の香りはドンピシャでイメージ通り。

“赤”
上品とあたたかさを表現したかったので、イランイランとゼラニウムをベースにベルガモットを加えてみました。

・ベルガモット　2ml
・イランイラン　1.5ml
・ゼラニウム　1.5ml

“青”
ペパーミントとジュニパーベリーで涼しさと爽快感を、ホワイトサイプレスで甘さを表現してみました。

・ホワイトサイプレス　2ml
・ペパーミント　1.75ml
・ジュニパーベリー　1.25ml

“黄”
柑橘類の甘い香りとは少し違う甘さが印象的なカモミール・ローマンを加えて明るさと優しさを表現してみました。

・グレープフルーツ　2ml
・オレンジ・スイート　1.5ml
・レモン　1ml
・カモミール・ローマン　0.5ml

“緑”
沢が流れている森をイメージしてパインを多めに静けさと安らぎを表現してみました。

・パイン　1.5ml
・マジョラム・スイート　1.5ml
・ホワイトサイプレス　1ml
・プチグレン　1ml

“紫”
独特な雰囲気を表現したかったのでイランイランとゼラニウムとラベンダーを少しずつ加えてバランスを調節しました。

・ラベンダー　3.25ml
・イランイラン　1.25ml
・ゼラニウム　0.5ml

Candy Boy Cafe公演で香りを披露

11/27(土)、28(日)に開催した“Candy Boy Cafe おそろいの日公演「ようこそ、モンマルトルのぶどう収穫祭へ」”で、作った香りをお客様に試していただきました。

上記の公演はフランスのモンマルトルで毎年開催される“ぶどう収穫祭”をイメージした内容でした。
そこではたくさんの催し物が行われているということで、僕たちCandy Boyメンバーが開場中に客席を周り、それぞれの香りを含ませた5色のアロマシートパウチをお配りさせていただきました。それぞれの色のシートには選んだ方がどんなタイプの方なのかが書かれてあり、香りと一緒に占いのように楽しんでいただけるようにしました。