「夏本番!ドライブにおすすめの香りグッズ3選」

梅雨がやっと明け、夏本番の季節になりました。
例年よりも長い梅雨だったこともあり、日差しが待ち遠しかった人も多いのではないでしょうか?日差しがまぶしい季節は、アウトドアでの楽しみも満載。車でのお出かけも多くなる季節ですね。特に8月はお盆の帰省シーズンでもあるので、日頃は車の運転をしない人も、車を使って長距離の移動をするという方もいらっしゃると思います。

毎日仕事や生活で車を運転している方だけでなく、この季節はこういった久しぶりのドライバーも多い季節。まぶしい日差しでドライブが楽しい時期だからこそ、いつも車に乗る人も、久しぶりの人もしっかりと安全なドライブタイムを心がけたいですよね。

夏は、気温が高く車内も高温になります。まぶしい日差しがドライバーの視界を奪う場合もあるでしょう。ドライバーにとっては、環境的にストレスも多くなりますので、運転にも注意が必要です。

夏の運転の注意点とは


夏

車を多く利用する立場として、夏の暑さや日差しは事故を誘発しやすいのではと感じます。車内は冷房を効かせれば快適ですが、車を降りた後の移動や活動においては、汗をたくさんかきます。暑い中での活動は、体力も消耗するので、帰路のために車に戻った時はとても疲れていることが多いですよね。
そんな夏場の車は、水分補給や体調管理を徹底していないと、暑い→涼しい車内の寒暖差で眠気に誘われ、水分不足によってアクセルとブレーキを踏む右足がつってしまうこともあり得ます。

最近取り上げられている高齢ドライバーにおける痛ましい事故については、思考能力と運動神経の低下によって、アクセルとブレーキを踏み間違え暴走してしまうことや、車線を間違え逆走するなどの危険な運転行為が後を絶ちません。事故のニュースを見るたびに、車を運転する以上は、ドライバー自身が明晰な思考判断力と体調管理について責任をもって自己管理して、安全快適なドライブタイムを心がけることがとても重要だと感じます。

安全なドライブへ導くための香りグッズ3選


道路

そこで今回は、安全快適なドライブタイムに役立つ香りアイテムを3点ご紹介します。運転中の気分転換には「香り」がとても役立ちます。
なぜかというと、香りを感じる嗅覚は、香りの芳香分子の情報を、電気信号としてダイレクトに大脳へ送るメカニズムになるので、嗅いだ瞬間に脳の感情を感じる部位に直感で働きかけます。これが、香りが気分転換に役立つ原理なのです。
例えば、ペパーミントやローズマリーは、頭脳明晰作用が期待できます。これらのスッーと爽やかな香りを嗅いだときに感じる爽快感は、眠気覚ましや気分転換に役立つことを、想像いただけるかと思います。それでは、夏に快適&安全なドライブを楽しむための香りグッズをご紹介します。

1、アロマがふんわり香る紙おしぼり

おしぼりアロマ
出典:FSX株式会社 紙おしぼり VBアロマプレミアム

1つめは、業務用おしぼりの会社が手掛ける「アロマ香る紙おしぼり」です。とにかく拭き心地がいいんです。厚手で約20cm四方サイズの大判なので、お手拭きだけでなく汗で汚れた身体や足など1枚で広範囲の拭き取りが可能なのが気に入っています。
私がこれに出会ったきっかけが車で仕事先へ訪問した際でした。汗だくで訪問したところ、訪問先の方にこちらをいただきました。その現場で仕事を終え、車内に戻っても汗が引かず、さっそくいただいたおしぼりを使ってみたところ、スッキリ爽快!すっかりハマってしまいました。

何よりもいいのは、市販のアロマ汗ふきシートよりも衛生的なところ。手をふくための「おしぼり感」を大事にしていて、香りが強すぎない程度の優しい感じが車向きです。コスメ感が強いと保湿成分で拭き取ってもすっきり感がないこと、持続する香りが邪魔に感じる場合もありますが、程よい香りなので、手を拭いたついでに、顔や首などいろんなところも拭きたくなるんです。

そして、車で出かける場合、ゴミを少なくすることも大事ですよね。数十枚入りのシートを何枚も使うよりは、厚手で拭きやすく、1枚で完結できるサイズはとても便利。また1枚ずつ個包装されているので、必要な時にフレッシュな状態で使用できて、車に備えておいても劣化の心配が少ないところもおすすめです。友人やお客様が同乗している時でも、個包装されたおしぼりをお渡しできるのはおもてなしとしても喜ばれますし、ティッシュのように、1枚の汗ふきシートをペラっとお渡しするよりもスマートです。

衛生的な裏付けとして、こちらの会社が特許として取得している抗ウィルス、抗菌を安全に叶える水溶液「VB」にて製造されていることもポイントです。「おしぼり」としてのお役目にブレがない点も気に入っています。夏だけでなく、感染症が流行する冬の帰省時の長距離ドライブにもおすすめです。キャンプや海水浴など、車で向かうアウトドア先でもとても役立つでしょう。香りもたくさん種類があります。気分転換や眠気覚ましには、ペパーミントやシトラスがおすすめ。好みで選んでみてはいかがでしょう?

2、シュっとスプレーできる芳香蒸留水

アットアロマ
出典:ヴィアローム ハイドロソル ラベンダー(ローズウォーターもおすすめ)

夏のドライブは、まぶしい日差しによってスキンケアにも大きな影響を与えます。これは、女性だけでなく男性にも大切なこと。車内にいても、窓越しからの紫外線は大敵です。2つめは、シュッとひと吹きできる、スプレー式の芳香蒸留水は優しい香りとローション感覚が気分転換にも日差しケアとしてもおすすめです。

芳香蒸留水とは、植物からアロマオイルを水蒸気蒸留法で抽出する際の副産物です。アロマテラピーというとアロマオイルのみが注目されがちですが、植物を水蒸気蒸留する際にアロマオイルと芳香蒸留水は同時に抽出されます。アロマオイルは、水分より軽く脂溶性の物質なので、水分と分離して上層部へ浮き上がって溜まります。芳香蒸留水は上層部に浮いたアロマオイルの下層部の水分。よって、アロマオイルと同時に抽出された、アロマオイルには含まれない水溶性の有効成分がたっぷりと含まれているものになります。

おすすめなのは、ラベンダーウォーターとローズウォーター。ラベンダーウォーターについては、日焼け、やけどのケア、汗やおむつかぶれなど、夏の皮膚トラブルのケアに役立つと言われています。アロマオイルをそのままスキンケアに利用することはできませんが、芳香蒸留水は水溶性なので精油よりも手軽に使えるのが良いところです。私は、車を降りて日差しをたっぷり浴びたときは、車に戻って髪の毛や手、顔や首などにシュッとひと吹きして馴染ませます。手が拭けない時も、シュッと手にスプレーをしてすりこむだけでも、ラベンダーウォーターの優しい抗菌効果で軽い消毒効果も期待できますし、運転中の日差しで手が乾燥してしまい廊下を促すのは避けたいので手肌の水分補給にも役立てています。

夏場は、なんとなくべたつきそうだからとハンドクリームを使わない方も多いのでは。でも、できれば手のケアはしたいですよね。そんなときには、芳香蒸留水の水分ハンドケアがおすすめです。芳香蒸留水には、化粧用として加工されたものも多いのですが、私としては保湿成分など加工されていない天然100%の芳香蒸留水をおすすめします。さっぱりしていて衛生的なので、ハンドルを汚すこともないので使いやすいです。
そしてスプレー式であれば、気分転換にシュッと顔にひと吹きしてリフレッシュもできます。芳香用のスプレーは顔にシュッと直接ひと吹きして気分転換は難しいですが、これならシュッと顔に直接ひと吹きがOK!香りと感触両方でのリフレッシュができます。
保管に関しては車内での管理はボックス内で。天然100%の芳香蒸留水は、高温は苦手。常温保存可能ではありますが、猛暑の車内は劣化を早めるので、私は、保冷用のランチバックに保冷剤をいれて車での持ち歩きに活用しています。冷感も楽しめて夏のドライブにおすすめです。

3、車内がまるでおうちにいるように快適に

アットアロマ
出典:アットアロマ ドライブタイムクリップ

そして最後は、この夏、私が一番愛用しているコレ。エアコンに取り付けができるディフューザー、ドライブタイムクリップです。現在は、オイルセットになっている、馴染みやすい柑橘系に華やかなフローラルの香りが落ち着きをもたらす「B02フラワーオレンジ」を使用中です。

お気に入りのポイントは、なんといっても車内全体にふんわりと香りが広がって、車がひとつのプライベート空間という感覚になることです。移動手段としてだけの車ではなくなり、車内の時間がぐんと楽しくなります。自分自身が運転するときは、運転席側のエアコンの吹き出し口に装着して、いい香りを独り占めして楽しんでいます。運転中、いつも香りをそばに感じられるので、イライラせずに明るい気持ちで運転ができます。気温も湿度も高い夏の猛暑日には、涼しく快適に過ごせるミント系の香りをクリップ。ペパーミントの香りは、体感温度を下げる効果が期待できるので、むわっとした車内空間を爽やかに演出してくれてくれることでしょう。

ドライブタイムクリップ愛用者からの使用アドバイスとしては・・・ドライブタイムクリップは開閉ができるようになっていますが、長時間車から離れるときには、確実に開閉口を閉めておくことをおすすめします。香りの揮発を抑えることができ、消費を減らすことができます。特に車内の温度が上がる夏は要注意ですよね。

※ただし密閉状態ではないので、車内の温度や湿度によっては揮発速度を抑えることができない場合もあります。

また、オイルセットには替え用のオイルスティックが付いていますが、香りを変えるタイミングや、オイルを使い切るタイミングで、オイルスティックを交換してください。香りが混ざったり、吸い上げが悪くなったりして、本来の香りが感じられないように、気を付けましょう。
最後に、ドライブタイムクリップは、アットアロマ社の10mlオイルのボトルがそのまま装着できるので、気分や好みにあわせて、様々な香りを楽しむことができるのもうれしいですよね。いろいろな香りを試しながら、自分のお気に入りのドライブアロマを見つけて、夏のドライブを快適に楽しんでください。

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アロマセラピスト 橋本 裕子

アロマセラピスト 橋本 裕子

英国IFA認定アロマセラピスト、JAA認定アロマコーディネーターインストラクター。様々な経験を活かし、アロマがライフスタイルに役立つことをモットーに講座開講や執筆活動を行う。また、現在はアロマ空間コーディネーターとして、数多くの演出現場で経験を積み、活躍の場を広げている。