奥谷知弘(Candy Boy)の「with aroma」#03〜虫除けアロマキャンドル作り〜

こんにちは!Candy Boyの奥谷知弘です!

さて本格的な“夏”がやってきました。 ジリジリと日差しが強くて、日焼けや熱中症が気になる毎日です。
体調があまりすぐれないなと思ったら無理をせず、日陰や涼しい場所で休んでくださいね。
こまめな水分補給も忘れずに。

この時期の悩みの一つが“虫”です。
窓を開けて、網戸にする機会が多くなり気づいたら蚊などが部屋の中に入り込んでしまったなんて経験、誰にもでもありますよね。

今回のコラムでは、“虫除け”効果が期待できるアロマキャンドル作りについて書きたいと思います。

キャンドルの炎でリラックス

「キャンドルの火を見ると癒される」
と聞いた事、実際に感じた事のある方が多いと思います。
キャンドルの“炎”の揺れには「1/fゆらぎ」(エフブンノイチユラギ)という効果があり、心臓の鼓動のリズムに近いためリラックス出来ると言われています。

この、「1/fゆらぎ」効果を持つものは他にも、波の音や風のせせらぎ、蛍の光りなどがあります。
どれもリラックスできるものばかりですよね。

虫除けが期待できるアロマ

虫をやっつける働きはアロマにはありませんが、蚊などの虫は特定の香りを嫌います。
「忌避作用」と呼ばれる効果を持つアロマを使うと、虫を遠ざけたいシーンに役立ちます。

虫除けが期待できるアロマの種類には、たとえば以下のものがあります。
レモングラス
・レモンユーカリ
ゼラニウム
ローズマリー
・シトロネラ
ペパーミント

単体で使用してもいいですし、「レモングラス+ゼラニウム」のようにブレンドして使用するのもおすすめです。

アロマキャンドルの作り方

では、早速“アロマキャンドル”を作ってみましょう!

<用意するもの>
●紙コップ
●割り箸 1本
●紐 10cm程(キャンドルの大きさに合わせて)
●キャンドル又はロウ お好みの量(作りたい大きさに合わせて)
●クレヨン 少量
●アロマ(今回は、レモングラス、ペパーミント、グレープフルーツ)適量

<作り方>
STEP1
アロマをブレンドします。
僕は、香りをより楽しみたかったので、以下量を入れてみました。

レモングラス10滴
ペパーミント8滴
グレープフルーツ5滴

STEP2
キャンドル又はロウを電子レンジなどで温めて溶かし、そこに好きなクレヨンをカッターなどで削るようにして少量入れます。

今回は、3色のクレヨンを使ったのでロウを3つに分けて溶かし、それぞれにクレヨンを少量ずつ入れました。
※あまり入れすぎると色味が強くなりすぎるので注意が必要です。

STEP3
ブレンドしたアロマを溶かしたロウに均等に入れて、割り箸に紐を挟み紙コップに垂らしたら、ロウを中に流し込みます。

マーブル色にしたかったので、僅かですが時間をずらして流し込みました。
※ロウがすぐに固まってしまうのでここまでの工程を素早く行ってください。

STEP4
固まったら、紙コップからキャンドルを取り出し、余った紐をカットして長さを調整します。

自分だけのオリジナルアロマキャンドルが出来上がりました。

青と黄と白の綺麗なマーブルカラー。

アウトドア×アロマ〜ベラキャンで使ってみた〜

実際に火をつけてベラキャン(ベランダキャンプ)で使ってみました。

優しく揺れる炎と、ほのかに香るアロマの香りに癒されました。
火をつけて感じたのは、もう少し多めにアロマを入れてもよかったかなと思いました。

火の揺らぎを見ながら外で飲むコーヒーが美味しい。

おうちで過ごす時間が増えているからこそ、自分の時間を有意義にしたいですよね。
お好きなアロマを使って虫除けをしながら、香りにもキャンドルの炎にも癒されてみるのはどうでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

奥谷知弘(Candy Boy)の「with aroma」#02〜アロマサシェ作り〜

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アロマ空間デザインアドバイザー Candy Boy奥谷知弘
Candy Boyとは、"フレンチ"をテーマにしたトータルエンターテインメント集団 。 その中でも奥谷知弘は、数々のアロマ検定や調香の資格をもち、公演でも自身でブレンドした香りで空間演出するなどアロマの知識を活かして活躍中。