2020
04.03
ペパーミント

ペパーミントの香りと効能・使い方

アロマセラピー

ひんやりとした清涼感を感じる、クリアーでさわやかな心地の良い香り

ガムや歯磨き粉などにも良く使われている「ペパーミント」は、広く親しまれているなじみ深い香りのひとつです。すーっとした清涼感のある清々しい香りは、心地良い刺激をもたらし、意識をクリアーにする働きがあります。
生命力の非常に強いハーブの一種で、一度根を張ると次々に新たな芽を出し、ぐんぐんとたくましく育ちます。古代エジプトやギリシャ、ローマ時代から多くの人に親しまれ、精油としてだけなく、葉をお料理やお菓子に添えたり、ハーブティーにして飲用したりと幅広く活用されてきた、人気の高い香りのひとつです。

ペパーミントの基本情報


科名:シソ科
学名:Mentha piperita
抽出部位:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
主要産地:フランス、アメリカ、インド
主な芳香成分:メントール、メントン、1,8-シネオール、イソメントン、酢酸メンチル

ペパーミントの特徴

香りのタイプ:ハーバル
香りの揮発性:トップノート
香りの印象:強
星座:ふたご座、てんびん座

ペパーミント

どんな香りの印象?


ペパーミントは別名を「セイヨウハッカ」といいます。葉の部分に芳香成分が含まれており、手で揉むとすっとした清涼感のある香りが広がりますが、こちらはメントールという主成分によるもの。私たちの体の表面にある冷感受容体を刺激して、体感温度を下げ、涼しく感じさせます。

このようにクールで清々しい印象で、暑い季節にもぴったりですが、一方で、水や空のような透明感も感じさせ、高ぶった感情をおさえて冷静さを取り戻したいとき、疲れた心を癒やしたいときにもおすすめの香りです。

誰もがどこかで一度は嗅いだことがある香りなので、親しみやすくカジュアルでポップな印象もあり、取り入れやすい香りでもあります。

ペパーミントの効果効能は?


主な成分は、メントール、メントン、1,8-シネオール。冷却作用をもたらし、春から夏の季節のケアには欠かせない香りですが、抗菌や抗ウィルス効果も期待でき、空気環境のケアにも積極的に活用されているなど、さまざまな効果や効能があるといわれています。

心への影響

眠気があるときや集中したいときなどに脳を刺激して、意識をすっきりクリアーにする働きがあります。仕事や勉強で集中できないときなどに効果が期待できます。
また、ヒートアップして興奮状態の脳をクールダウンしてくれたり、疲れた心を沈めリラックスを促す効果も期待できますので、気分のスイッチに上手に取り入れていくこともおすすめです。

身体への影響

デオドラントに非常に優れています。ペパーミントの持つ消臭効果は、暑い季節のエチケットとしてもぴったり。制汗剤にもよく使われており、クールダウン効果とあわせて活用されています。
におい対策だけでなく、抗菌や抗ウィルス効果も期待できるので、いつもの香りにプラスすると、心地良い爽快感とともに快適な空気環境をつくることができます。
また、ペパーミントは、消化促進や健胃の作用が期待できるといわれています。エジプトや中東などでは食後にフレッシュミントを煮出しで飲む習慣があったり、薬草酒の中にミントが含まれていたりと、古くから人々の健康に役立てられてきたという歴史もあります。
その他にも、乗り物酔いや吐き気をやわらげ、すっきりとした気分に整えてくれたり、花粉症や鼻づまりといった呼吸器系のケアにもよく使用されたりしています。

ペパーミントと相性のいいオイル


ハーブ系: ユーカリラベンダー、マジョラム・スイート
シトラス系:全般 グレープフルーツ、ライム
ウッド系: サイプレス
フローラル系:イランイラン

ペパーミントは、シトラス系やハーブ系の香りと相性がよく、さわやかさや清涼感を加えることができます。同じ香りタイプのハーバル系ともよくなじみます。清涼感の中に甘さも持ち合わせているので、シャープすぎる香りをマイルドにまとめ、整えてくれるような効果もあります。
秋冬に使いたい場合は、イランイランやオレンジなどの温かみのある香りに少量ブレンドして使用すると、適度なさわやかさを楽しむことができ、おすすめです。

使用する際の注意点は?


香りも比較的強く刺激もあるので、あまり高濃度で使用することは避けましょう。またブレンドする際、入れすぎてしまうと甘さが際立ってしまうこともありますので、少量からブレンドするようにしましょう。

ペパーミントを使ったブレンドオイル


C05 クールフィール

C02 クリーンミント

使うシーンや季節


ペパーミントの香りは、スポーツシーンにぴったり。清涼感のある涼しげな印象の香りは、ほてった体をクールダウンしリフレッシュしてくれます。汗などのにおい対策もできるので、ウエアやシューズにルームミストをシュッとするのもおすすめです。
また、頭をクリアーにしてくれるので、ドライブ中やお仕事の前などの気分の切替にもぜひ使っていただきたい香りです。刺激がちょっと強いときは、柑橘系の香りとブレンドして使用しても、リフレッシュ向きの明るい香りを楽しむことができるでしょう。
おすすめの季節は春から夏の暑い季節です。お手持ちの扇子に精油を数滴垂らすと、手軽に心地よい風を感じることができます。ペパーミントの香りを上手に取り入れて、夏の不快感を和らげ、快適に乗り切りましょう。

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